
くろい歯科クリニックの健康トピックスをご紹介します。皆様のご健康に少しでもお役に立てれば幸いです。
食べ物の味は、どのようにして脳へ伝わるのでしょうか。
まず口の中で味の刺激に反応するのが、舌やのどに分布する味蕾(みらい)です。
舌だけで約5000個の味蕾がありますが、その約70%が舌の後方部(両側の大臼歯辺り)にあります。
後部の味蕾は、筋状の溝の底にあり普段は閉じていますが奥歯で食べ物を噛むことで開きます。
奥歯でよく噛むと、唾液と食べ物が混ざり溝の底までしみこむ事で味を感じる仕組みになっています。
食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうと、味覚センサーは起動しないままになりますから早食いはせっかくの味が半分以下になります。
おいしさを最大限に味わうためには、歯が健康であることが基本になります。
「噛めない」と「味わえない」ことにつながり、それはたくましく生きる意欲を低下させることにもなるのです。
(日本歯科医師会「朝・昼・晩」NO21 おいしくなるヒミツ
山本隆先生 執筆より転載)
